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DATE: CATEGORY:日記
20090608110406
昨夜、脳内美味ランキングが塗り替えられました。

地鶏の刺身!
美味いってレベルじゃねえ!

表面だけ火の通った鶏もも、むねをわさび醤油、生姜醤油、特製ポン酢でいただきましたが・・・食感、濃厚な味がたまりませんでした!

最後には食べながら思わず笑い出す始末(∵)

予算はやや高めですが、この店には月一で通おうと心に決めました!
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DATE: CATEGORY:日記
入ってきましたよ。えらいこっちゃ・・・

身長175センチの爽やかイケメン。やる気に溢れて受け答えもしっかり。・・・か、完璧じゃないか(´ `)

年齢を聞いてみるとなんと同い年でした(∵)同い年でなぜこうも鮮度が違うのか。

とりあえずきっちり調教して下僕にしておこうかと思いますd( ̄  ̄)
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DATE: CATEGORY:日記
ベースが面白い。

職場のナイスガイから最近譲り受けたんですが、やはりギターにはない味わいがあります(∵)

とりあえず今はマクロスFの星間飛行とトライアングラー(難)を練習中。
メンバー集めてアニソンバンドでも作ろうかねぇ・・・( ̄  ̄)
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DATE: CATEGORY:空中散歩
 気がついた尾城が初めに感じたのは痛覚であった。痺れが全身を這いずりまわり、不快感に身じろぎすると背中の肉に鋭い痛みが食い込んだ。耐えかねて声を上げようとすれば痛みは肺にまで達し、巨体の男は目を覚まして数刻、荒い呼吸を繰り返すことしかままならなかった。
 視界は仄暗く靄がかかっているかのようで、八尺先までも見通すことができない。加えて血と錆の匂いが鼻を突き、呼吸をすることすら不快であった。
 痺れは神経を撫で回し、絶えず襲い来る痛みに吐き気がする。しかし、程なくして尾城は自分の置かれている状況をようやく理解し始めていた。
 自分は死んだのだろう。それは推測であって、しかし確信であった。鈍い頭痛で記憶がはっきりとしないが、それでも今居る場所が地獄だということは疑いようがなかった。
 すると、ここは針山地獄だろうか。尾城は急にひどく冷静な様子で事態を見つめた。倒れている自分の背中を無数の針が抉っているであろうことを改めて自覚して、とたんに痛みに対する恐怖は失せていった。痛みまでもが消えるわけではなかったが、発狂することはなくなった。
 針の上に手を突き、鉄と骨がごりごりこすれる感触を覚えながら、尾城は立ち上がった。
 相変わらず視界は悪い。長身の尾城が四方八方を見渡して、その目に映るのは地面から生える無数の赤さびた針だけであった。針の平原は無限に続いているかのようで、尾城が今も自らの足を貫いている針を見下ろすと、それは針と言うよりも釘のように太いものであった。
 尾城の巨体には無数の穴が穿たれている。普通なら出血にて命を落としているだろうが、尾城はすでに死人であった。死ぬことのない肢体に残るのは、鋭い痛みと不快な痺れだけ。音も無く、光も無い。どこへ向かおうにも目的地など存在しなかった。
 しかし、それでも尾城は躊躇うことなく一歩を踏み出した。針が足からずるりと抜ける時も、そして再び足の裏を穿つ時も、同様に痛みは尾城を襲った。雷に打たれたような激痛に耐えかねてその巨体を揺らすと、針は余計に肉を抉り、踏みとどまろうとした左足にもまた激痛が走った。それでも男は倒れなかった。

 これは男の望んだ地獄。自分は苦しめられるべき存在であり、そこに苦痛があるならば、そのすべてを身で受け止める事が義務であり、この地獄における唯一の目的とも言えた。

                  ◆◆◆

「本気なのか、尾城よ」
「ああ」
「お前は、およそ人の世が始まって以来の大悪党として後世に名を残すことになるだろう」
「構わぬ」
「尾城よ、いったい何がお前を変えたのだ? やはりあの毒虫にあてられたのだな」
「黙れ。貴様を斬る」
「尾城、友情はどこにも無くなってしまったのか? いや違う、お前は今わずかの盲目に囚われているのだ。早く目を覚まさないか」
「目は覚めておる。これから起こることも、その後に残るものも、全て見極め、それでも儂は行かねばならんのだ……」

                  ◆◆◆

「おい、男」
 幾日も針の道を歩き続けた尾城に、ひどく掠れた、しかし妙に耳に残る声が聞こえた。
「そんなに急いで何処に行くのか」
 耳に障る声だと尾城は思った。声に反応しようとして、それに応える気力はすでに失われているようであった。
「すでに亡者へとなり果てたか。しかしこれはお前の望んだ世界。永遠に続く苦痛は、そのすべてがお前の願望に起因するものと知れ」
 けけけ、と気味の悪い笑い声をあげた何者かは、尾城の後ろに回り込み、その巨体を思い切り突き飛ばした。
 満身創痍の体が平衡感覚を失い、塔が崩壊するがごとく尾城は無様に倒れ伏す。
「……ぐ」
 倒れた巨体を襲ったのは針の痛みではなかった。思わず洩れた尾城の声は、押し寄せる波によって塞がれていた。

 蒸気の海。沸点をはるかに越した湯が飛沫を吹き上げながら尾城の巨体を焼いた。尋常ではない熱で目を開けることすらかなわず、突然のことに混乱した尾城は伏したまま灼熱を二度ほど飲み込んでしまった。
 針の地獄を抜けた先は、生前感じたことのない熱の地獄であった。湯に触れた肌は瞬時に硬化する、あるいは大きな水ぶくれを作る。すでに針山でボロボロになっていた尾城の巨体はいよいよ崩れかかったが、それでも死人である尾城は死ねないのだ。
 酸素のない空中で溺れかかりながら、しかし立ち上がった尾城は歩を進めた。
 湯は腰の高さまであった。もはや四肢として機能しない両手両足を出鱈目に振り回して、尾城はざぶざぶ海を進んで行くのだった。

                  ◆◆◆

「尾城泰山か」
「そうだ」
「犯した罪の重さを、お前はわかっているのか?」
「ああ。全て分かっている」
「お前を殺す。全ての人間に、その権利があるはずだ。抵抗せずに斬り伏せられよ」
「時が来たなら。しかし今はまだ、倒れるわけにはいかぬ」
「尚も大罪を重ねようと言うのか! お前はもはや人ではない。鬼だ」
「何とでも呼ぶがいい。貴様を斬る」

                  ◆◆◆

 もはや骨と皮だけになっていてもおかしくない仕打ちの数々に、しかし尾城の肉体は耐えていた。耐えさせたれていた、という方が正しいかもしれない。蒸気は決して勢いを弱めることなく、尾城の肌と肺を焼く。それに慣れることなどあるはずも無く、苦痛は無限にそこにあった。
「けけけ、馬鹿な男だ」
 吹き上げる蒸気の中で聞こえたのは、いつか聞いた耳障りな掠れた声であった。
「お前は知っているのか? ここはお前の望む世界。お前が楽になろうと願うならば、たちまちに今の苦痛は消えてなくなるのだぞ?」
 尾城は目を開けることもできず、目の前に居るのであろう声の主の姿を見ることはかなわなかった。その姿を見てどうしようと考えるでもなかったが、声は音としても言葉としても尾城にとって不快なものであった。
「声を失ったのか、それとも敢えて黙しているのか。まあいい。俺を無視するのはお前の勝手だが」
 けけけ、と笑って声は続ける。
「俺も、お前に望まれてここにいるのだぞ?」
「……ぁ?」
 声にならない声を漏らし、尾城はたじろいだ。
一歩、後ずさり、その巨体が宙を舞う。
 次に尾城を待っていたのは無限の落下だった。斜面には氷で出来た刃が突き立てられており、宙に投げ出された尾城の巨体がそれに触れる度、四肢は切り刻まれ、ただの肉片となって千切れ飛んだ。細切れに切り刻まれながら、抗うこともできずにただひたすら転がり落ちて行く。剥き出しの刃に刻まれた身体は、しかしいつの間にか元通りに癒えており、それが再び新たな痛みを生むのだった。
 人の世ならば、尾城はすでに千度死んでいるであろう。しかしここは地獄。彼はすでに死者であり、不滅であった。苦痛は永遠に続いていく――

                  ◆◆◆

「ひっ、お助け……」
「お前で最後だ」
「何故こんなことをするのです。国の人間は女子供を問わず、皆あなたに斬り伏せられました。もうこの国にはあなたと私しか残っていません」
「ああ」
「あなたは滅びの具現なのでしょうか。私を殺したなら、あなたはこれからどうなさるおつもりなのですか?」
「儂自身を斬る」
「その果てに何があるというのです。全てを斬ってしまったなら、誰があなたを認めるというのですか!」
「認められることなど必要ない。ただ斬って、斬って、斬って、それで終わりだ」
「あなたは地獄へ落ちるでしょう……」
「その通りだ。では死ね」

                  ◆◆◆

 尾城の死は、千を超え万を超え、それでも無限の死は続く。斜面は地獄において尚奈落へと向かうがごとく無限であった。
「どうだ、そろそろ逃げ出したくなったか?」
 掠れた声。尾城はこの声を何度聞いたのか思い出すことができなかった。
「さあ願え、助けてくれ、と。もう気がついているんだろう?」
 何のことだ、とは思わなかった。尾城は声の言う通り、すでに、そう最初に声を聞いたときからそのことに気が付いていた。
「お前は願うだけでいいんだ。俺もそれを望んでいる」
「う、ぁ」
「さあ、叫べ。助けてくれと」
「う、るさい」
「さあ……!」
「黙れ!」
 咆哮が掠れた声をかき消した。尾城は坂を転げ落ちながら、その声を聞いたのだ。掠れた、耳に残る声。それは自分自身の声であった。
 坂を転げながら、四肢を切り刻まれながら、尾城はかっと目を開き、自分を見下ろす自分の姿を睨み据えた。左腕が千切れ飛ぶと、ならば右腕で、と地面に突き立った氷の刃を折り取る。そして転がり地面に叩きつけられる反動を利用して中に舞い踊ると、そのまま回転しつつ自分の分身へと斬りかかった!
「俺を斬るのか。もう戻れなくなるぞ……」
「それが望だ」
 会話は一瞬のうちに為された。そして、それが終わると同時に尾城の握りしめた氷の刃は、自分の分身を真二つに両断していた。

                  ◆◆◆

「亜季子、儂は全てを斬り伏せたぞ。親も、友も、女も子供も、家畜も虫も! 何もかも! もはやこの世に生者はおらぬ! お前の毒は、誰ひとりをも殺すことはない! 全て終わったのだ!」

                  ◆◆◆

 その先には、何も無かった。
 針の山も、蒸気の海も、刃の坂もない。音も、風も、感覚も無く、あるのはただ無限の『無』のみであった。
 尾城は自分の『後悔』を斬った。それは引き返すための最後の道であった。わずかに残った『後悔』を斬った瞬間、尾城は自らの世界に永久に囚われることが確定してしまったのだ。
 これで良かったのだ。儂はこれを望んだのだ。もはや魂だけの存在となった尾城の思いは、一分の憂いも無い、純然たる心であった。全て終わった。後はこのまま、永遠の牢獄の中でただ一人、苦しみ続けるだけ。それが結末。


 ―
 ――
 ―――


「終わりではないわ」
「……いや、終わりだ。儂がそれを望んでいる」
「そう。あなたはこの結末を望んでいる。けれど、そんな結末を望まない者もいるの」
「そんなことはない。儂は全ての命を斬った。泣き、叫び、生を乞う者どもを容赦なく斬り捨てた。最悪とはつまり己であり、最悪は地獄にあるべきだ」
「そんなことは、関係ないわ」
「関係ないだと?」
「ええ。私の世界は、あなたがいて完成するのだから――」
 その時、魂の存在であるはずの尾城に、閃光が感じられた。
 眩い光が全身を透過していく。視覚が蘇り、続いて聴覚、触覚と尾城は人間を取り戻していく。
「儂を救う気か! 止めろ!」
「嫌よ」
 尾城は抵抗した。無闇やたらに手足を振りまわし、自分を包む暖かい光を消し去ろうとあがいた。
「頼む、儂を地獄に……」
「あなたは罪の重さを理解して、なお私の為に進み続けた。あなたの覚悟に、私は報いる義務があるわ」
「耐えられない!」
「あなたの地獄は、私の望みによって終わる。私の望む世界は『あなたと二人だけの平穏』よ」
 声は優しく、触れる肌は柔らかかった。尾城は自身の体躯の半分にも満たない少女に抱きとめられ、もはやそこから離れることなどできはしなかった。

 男の内にあった地獄は、死した少女の望みによって消え失せる。
 後には、ただ不幸せな安らぎがあった。

 〜了〜
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20090418192635
タワーから下を見るとちびりそうになりました(∵)
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